総理官邸の前で会いましょう

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1993年6月18日、衆議院本会議場で宮沢内閣不信任案が成立した時に親友の新聞記者M君は政治部の総理大臣番だった。「どう、明日は呑めそうか?」と、たまたま仕事で上京する日が解散の翌日になったため電話で確認すると、「解散直後は暇なんだよ」と、言うので夕刻に総理大臣官邸の前で会う約束をしました。
そして、翌19日。移動時間が読めない地方人は定刻より約30分も早く総理官邸の前に到着する。
しばらく、~(・。・。)(。・。・)~辺りを眺めながら「ここが総理大臣官邸かー」と純粋に感激していたですが、「こんにちは。何かご用ですか?」(-.-)と、言葉は優しいけど鋭い眼で警備をしているK視庁の方たちから職務質問され、「((((((ノ゚゚)ノ あー、友達が記者で、ここで待ち合わせているんですよ」と、緊張のあまりシドロモドロで話すから怪しまれている感じ(>_<。) 。
「いやー、まいった。M君早く出てこないかなあ」。
とにかく当時は携帯電話という万能の利器がなく、簡単に連絡できないからひたすら待つしかない。
だけど、その後もK察車両から監視されて(¬д¬。)いるので5分、10分という時間がいかに長いかを身をもって教えられ、これ以上挙動不審に思われたくないので、とりあえず正門辺りをじっと見つめながら直立し、紙袋に入れたおみあげを持った手には初夏の暑さの汗ではない冷たい汗が吹き出ていた。
そして、しばらくすると「よう (-o-)/」と、クールなM君が手を挙げている姿が見えた。
「あー、助かった」(∋_∈)。
思わぬ緊張する場面からの脱出に素直に手をふって(ノ*^▽)ノしまいました。
あーかっこわるかった(x。x)゜゜

こんな野暮な思い出から12年。
今回の「純ちゃんのドーン解散してみよう」は、どんな選挙になるのでしょうか。