勝たぬなら 勝つまで待とう トラッキー

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ここ3代の阪神監督は戦国武将によく似ている。

野村克也元監督は豊臣秀吉
「鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ホトトギス
目的達成のためにはありとあらゆる手を使う負けず嫌いな面を見事に言い表わしています。

星野仙一前監督は織田信長
「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス
気性が激しく、自分のビジョンに合わないものを排除することで理想を達成するエネルギーに満ちています。

岡田彰布監督は徳川家康
「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス
どんな事にでもめげず我慢する性格をストレートに表現され、待てば必ずチャンスが、やってくると考え方はぴったりで、一昨日の中日戦5回裏のピンチに井川を代えずに粘ったのでしょう。

ちなみにあの場面は野村元監督なら遠山→葛西→遠山と奇策で逃げ切りを計り、星野前監督なら直接マウンドに行き激励するか、逆鱗に触れてリリーフに気合いを入れて送り込んだことでしょう。
この二人とは違って岡田監督は井川をもっと早く代わっていれば阪神が勝ったかも知れませんが自慢のリリーフをつぎ込んで負けてしまえば後遺症は大きく、中日の勢いが止まらなくなって今シーズンは終わってしまいます。そこで動くことで大きなリスクを作るよりエース井川が降板する=負け試合と割り切って動かなかったとしたら正に家康野球で、実際に一昨日は自滅、昨日は阪神ペースで完勝と2試合とも阪神が主導権を握っています。
だから我々ファンも華やかさはないが質実剛健な家康・岡田野球の天下統一を信じていきましょう。

「勝たぬなら 勝つまで待とう トラッキー