リベンジ

昨日の午前中、赤れんがの作品展会場にいた時に、老獪なK先生がお越しになって、いくつも貴重なお話をお聞かせいただく。さすが県美術界の生き字引。とても参考になることばかり。小さな歴史の破片を紡いでいくことで、少しずつ事実がわかってくる。古い時代をよく知る方からはひたすら情報収集するのみである。

また、この作品展のために駆けつけてくれた友人からも貴重な情報をいただく。それはサッカー日本代表森保一監督の耳より情報。彼曰く、日本リーグの名門マツダ(現サンフレ)でオフト氏と出会い才能を見い出されて、その後、オフト氏が日本代表監督に就任してチームに合流。レギュラーの座を掴んで、W杯米国大会アジア最終予選にも出場したが、終了間際にゴールを決められた「ドーハの悲劇」を味わった。

それゆえに誰よりも負けることの屈辱を知っている。さらに同じドーハで尊敬するオフト氏の汚名を晴らすためにも人一倍闘志を燃やし、熱い思いが選手たちにも伝わったから、強豪ドイツに勝つことができたのだろう。残り2戦も楽しみだと語っていった。このようなサッカー談議が生まれたのも、イラストレーターりおた君の作品があったから。日本代表の必勝祈願のために展示してもらった。どうぞご興味のある方は本日までの作品展にお越しいただき、ぜひ、森保監督像に燃える魂を吹き込んでください!