基本的なもの

「下足番を命じられたら日本一の下足番になってみろ。そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ」という名言がある。

この言葉は、どんな人でも最初から大きな仕事を任せてもらえることはない。まずは新米として与えられた仕事に誠心誠意取り組んでいこう。例えそれは思いのほか見やすくて、やりがいのないことでも、不平不満を言わずに、今の自分ができる最善を尽くそうじゃないか。そうすれば、誰がやってもいいような仕事でも、取り組んだ人の姿勢によって結果に差が生まれてくる。そして、周囲の人たちは立ち振る舞いを見ているから、その人の能力を放っておくことはないという意味である。

要するに一事が万事!基本的なことを真面目にできる人は、何ごとにも精一杯頑張っていける。だから、小さなことでも真剣に取り組み、大きなパフォーマンスへ繋げることができるのだろう。