I君からのメール

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昨日、新聞記者のI君から安藤投手が地元・大分雄城台(おぎのだい)高校で、
高校生に混じって今年初練習を取材したというメールがやってきました。

(前略)
昨年学生野球憲章が改正され、今オフから現役プロ野球選手が母校の野球部に限って合同練習に
参加することが認められたことから、今回の母校での練習が実現しました。教頭先生は安藤投手の
当時の学年主任らしく、「真面目な生徒。国語の漢字小テストではいつも優秀な点を取っていた」
と練習前から嬉しげに話しております。

午後2時頃、灰色のジャージを着た安藤投手が同校グラウンドに登場。部員34人の前で
「いつも夏の高校野球県予選では注目しています。君たちは、雄城台卒業生にとっては星です。
早く甲子園に出場してオギコウ野球を見せて、雄城台を全国にアピールして欲しい」
と激励というか喝注入です。

同校は県予選でいつもそこそこ良いところまで行くのですが、春夏通じて甲子園未経験。
安藤投手が高校の頃は、夏の県予選でベスト8が最高だったとか。
「雄城台」の名が全然知られていなくて寂しいのは分かりますが、きっつい注文です。

挨拶の後、部員とは離れたところで黙々とランニング、キャッチボールを軽めにこなしました。
部員の練習に対して遠慮がちに走って投げていました。
憲章では部員への直接的指導が禁じられているため、絡みたくても絡めないといった様子でした。
(メディア的にも是非メロメロに絡んで欲しかったのですが…)

それでもノック練習では、部員に混じって遊撃の位置で軽やかにノックを受けていました。
そばで一緒にノック練習を受けていた部員は「昔は死ぬほど走っていたと話してました。
今より高いレベルで練習していたようで、甲子園に行くにはもっと努力しないといけないと思いました」
と興奮ぎみ。鼻息荒ぶる球児たちを見ていると、プロと球児の交流は球児に夢と意欲を与える
良い効果があるのに、指導不可・母校以外不可というのはいただけないなあと思いました。

練習は小一時間で終了。もう一度部員の前に立った安藤投手、全部員と握手を交わし
「甲子園はすばらしい球場です。どんな努力をしてでも目指す価値がある球場です。
みんなが甲子園に来てくれることを願っています。待っています」とメッセージ。
球児が夢見る甲子園で5万人の視線を浴びてきた安藤投手、
そりゃ後輩にもグラウンドに立つ快感を経験して欲しいでしょう。

練習後、安藤投手は「まずセリーグ連覇。日本一も果たしたい。個人としては昨年11勝したので、
15勝以上をとって最多勝争いに加わりたいですね」と語ってくれました。
男は有言実行してナンボのもんです、きっとやって欲しいです。

…てな感じです。長々とすみません。それでは失礼致します。
今年も阪神タイガースに栄光あれ!!!

と書いてあり、貴重な情報が載っていました。