チーム一丸

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1986年6月27日の神宮球場で行われましたヤクルト戦は
神様・バースの8試合連続本塁打日本記録の更新に注目されていましたが、
8回終了時点の5打席では本塁打は出ないままでした。
しかし、そんなバースのために選手たちは一丸となり、
9回表の先頭の8番・嶋田兄はいきなりレフトへ本塁打を放ち、
続く代打・山川もヒットを打ちましたが、
1番・大野と2番・吉竹が凡打で倒れてツーアウトになり、
ここで登場しました掛布は粘りに粘って四球を選らびバースに繋ぎました。
結果は2-3のボールカウントから2球ファールを打ってからの
勝負の8球目が大きく外れて四球になりましたが、

最終回は俺のために戦ってくれた。
記録が作れなかったのは残念だが悔いはない。
みんなに感謝している。

と、感謝の気持ちを語りました。

ふと、この話を思い出したのは昨夜のゲームで
サイクルヒットの記録が懸かった鳥谷選手に
9回表に打席を繋がった場面を見て
チームスポーツの素晴らしさをあらためて感じたからです。