開幕から７連勝を飾って勢いに乗って５月終了時点で29勝18敗1分の好成績でしたが、
６月１日の最大貯金12をピークに日韓共催W杯のための飛び石日程の影響からか、
調子を崩して４連敗と８連敗を含む４勝13敗と大きく失速しました。
その後は７月を10勝10敗１分と辛うじて五分としましたが、
勝負所の８月と９月を勝ち越こすことができず、
結局は66勝70敗４分勝率.485で４位に終わりましたが、
この年に養った精神や技術などが今の虎を支えて、
２度の優勝と連覇に向かって戦えるチームに変貌させました。
あれから４年が経ち、今年は兎軍が同じように４月から飛び出しましたが、
５月には早速と成績を落として、今月は連敗のサンドイッチになりました。
ちなみに虎の前年（2001年）の成績は57勝80敗３分 勝率.416で、
昨年の兎軍は62勝80敗４分 勝率.437や
矢野捕手と赤星選手などの主力選手の離脱という点では同じように思えますが、
過去５年間（1998～2002年）に２軍が４回優勝した虎に対して、
今季も首位から8．5ゲーム差の６位など、
この５年間は優勝もなく２軍が苦戦いる兎軍とは
選手強化に対する風土が大きく違っていると思います。
