怪獣と美術―成田亨の造形芸術とその後の怪獣美術―展

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浜田市世界こども美術館で始まる「ウルトラマン キッズ ワールド」のことを書きましたら
知人から三鷹市美術ギャラリーで「怪獣と美術」が明日(21日)まで開催されていることを教えてもらいました。

怪獣と美術―成田亨の造形芸術とその後の怪獣美術―展

主 催  (財) 三鷹市芸術文化振興財団、三鷹市美術ギャラリー東京新聞
日 時 2007年 9月 8日(土)~ 10月21日(日) 10:00~20:00(入館は19:30まで)
休館日 9/10(月)、9/18(火)、9/25(火)、10/1(月)、10/9(火)、10/15(月)
会 場 三鷹市美術ギャラリー 東京都三鷹市下連雀3-35-1 コラル5F
観覧料 会員480円、一般600円、学生(高・大) 300円
*65歳以上、中学生以下及び障害者手帳等をお持ちの方は無料

[内容]
怪獣は実在の生き物ではありません。その誰も見たことのない姿形を誰も考えた事のないデザインで表現しようと試み、
海外の“モンスター”と一線を画する日本独自の怪獣デザインの礎を築いたのが成田亨でした。
成田は、1965)年からテレビ番組『ウルトラQ』の特撮美術に加わり、そこで初めて怪獣デザインを手掛けます。
「怪獣とは一体何なのか-」。その答えを求めて、海外のモンスターから日本の妖怪に至るまでを研究し、
日本独自の「怪獣」を創出しました。続く『ウルトラマン』『ウルトラセブン』でも個性的で美しい怪獣を生み出し、
後の怪獣デザインにおいて大きな影響を与えています。

本展は、成田亨をはじめとして、成田亨が描いた怪獣を造形化した高山良策
さらに成田の後を継いで『ウルトラセブン』の怪獣デザインを手掛け第二次怪獣ブームを支えた池谷仙克
今日の怪獣造形の第一人者である原口智生の作品を紹介しています。
デザイン画、フィギュア、撮影に使用された造形物、
写真資料等で各作家の怪獣制作を多角的に知ることが出来ます。

この展覧会では、彼らの怪獣に関わる作品にとどまらず怪獣を主題としない絵画や彫刻作品も併せて展示し、
分かち難く結びついたそれぞれの作品を同時に見ることで、怪獣デザインや造形が特殊なものではなく、
彼らの創作活動の一環であるとおわかりいただけると思います。

サブカルチャーの極みとも言えますウルトラマンなどの造形は見てみたいものですね。