北斎 -ヨーロッパを魅了した江戸の絵師-展

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江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎のオランダとフランスに分蔵されていた肉筆画が
初めて同時に里帰りする展覧会が江戸東京博物館で開かれています。
なお、この作品展は来年4月5日より山口県立萩美術館・浦上記念館で開催されます。

■特別展「北斎-ヨーロッパを魅了した江戸の絵師-」■

会期 2007年12月4日(火)~2008年1月27日(日) 
<前期>2007年12月4日(火)~12月27日(木)
<後期>2008年1月2日(水)~1月27日(日)
開館時間 9:30~17:30(土曜日は19:30まで) 
※入館は閉館の30分前まで、1月2日・3日は午前11時より開館
休館 12月25日及び年末年始12月28日~1月1日
会場 江戸東京博物館・1階企画展示室 東京都墨田区横網1-4-1
入場料
「一般」当日券1300円、前売券1100円、団体1040円  ※団体20名以上
「大学・専門学校生」当日券1040円、前売券840円、団体830円
「小学生・中学生・高校生・65歳以上」当日券650円、前売券450円、団体520円

オランダとフランスから謎の風俗が40点が初の同時里帰り!!
オランダとフランス、2箇所に分蔵されていたこれらの風俗画が初めて同時に里帰りすることになりました。
特にオランダ国立民族学博物館に所蔵される<節季の商家>、<端午の節句>、 <花見>などは
オランダ商館の医官シーボルトが持ち帰ったものとして注目されています。
本展では、オランダとフランスに残る北斎の風俗画から、これまで「知らなかった北斎」像を探るとともに、
北斎シーボルトの交流にも着目します。
そして江戸で人気を博した「冨嶽三十六景」や『北斎漫画』に代表される、版画や版本、肉筆画、摺物など、
初公開を含む北斎の名品を幅広く紹介します。
「知らなかった北斎」と「知っている北斎」―、ふたつの視点から迫る本展覧会で、
ヨーロッパをも魅了した江戸の絵師・北斎の芸術をあらためてお楽しみください。

http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/index.html
(江戸東京博物館公式サイト)