今、蘇るローマ開催・日本美術展

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日本橋三越本店・新館7階ギャラリー では1930年に行われた「日本美術展覧会(通称ローマ展)」に
出陳された作品を一堂に会して、当時の日本美の粋を集めた作品展が開催されています。

■今、蘇るローマ開催・日本美術展■

会期 2008年5月13日(火)~25日(日) 
時間 10:00~20:00(5月18日(日)は19:30。最終日は18:00まで。閉場は各30分前まで)
会場 日本橋三越本店 新館7階ギャラリー  東京都中央区日本橋室町1-4-1
入場料 一般・大学生1000円、高校・中学生800円、小学生以下無料
主催 (財)大倉文化財団・大倉集古館、朝日新聞社
後援 (財)日本美術院
協力 (株)ホテルオークラ東京、大成建設(株)
施工 (株)デザインアートセンター

■展覧会概要■

1930年(昭和5年)、ローマ市中心部の大美術館パラッツオ・デルラ・エスポジツィオーネにおいて、
イタリア政府主催による「日本美術展覧会(通称ローマ展)」が開催されました。
当時の日本画壇を代表する日本画家たち総勢80名が制作した大正末期から昭和初期の日本画168件が
出品され、会場の内装には日本から同行した宮大工らの手により、大小さまざまな床の間を備えた
日本的建築空間が再現されました。
この展覧会を全面的に支援したのが、大倉財閥の総帥・大倉喜七郎男爵であり、作品の画料をはじめと
する膨大な経費をすべて負担しました。そのため、ローマ展に出陳された主要作品の多くが、現在は
大倉集古館に所蔵されています。

本展では横山大観が日本を象徴するテーマとして取り組んだ「夜桜」をはじめ、大倉集古館所蔵の
約40件を中心に諸機関に分蔵される作品を加えて展観し、当時の日本美の粋を集めた豪華な展覧会の
様をご紹介します。

第1部 ローマ開催日本美術展覧会の概要
第2部 ローマ展出陳作品
第3部 大倉喜八郎・喜七郎とその業績

■出品作家■

竹内栖鳳川合玉堂、菊池契月、前田青邨、小茂田青樹、酒井三良、横山大観、筆谷等観、大智勝観
堅山南風、田中咄哉、伊東深水山元春挙、橋本静水、橋本関雪、三木翠山、山口蓬春、荒木十畝
西村五雲、小林古径、佐々木尚文、速水御舟、下村観山、鏑木清方安田靫彦、穴山勝堂、宇田荻邨

http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/nihonbijutsuten/
今、蘇るローマ開催・日本美術展