ゆかいな木版画―その、柔らかな微笑み

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府中市美術館では創作版画の持つ独特の味わいをテーマにした版画作品展が開催されています。

■ゆかいな木版画―その、柔らかな微笑み■

会期 2008年5月17日(土)~6月29日(日)
時間 10:00~17:00(入場は16:30まで)
休館日 月曜日
会場 府中市美術館 東京都府中市浅間町1丁目3番地(都立府中の森公園内)
入場料 一般300円(240円)、高校生・大学生150円(120円)、小学生・中学生70円(50円)
※( )内は20名以上の団体料金
※未就学児及び障害者手帳等をお持ちの方は無料。
府中市内の小中学生は「府中っ子学びのパスポート」で無料。
※常設展もご覧いただけます。

主催 府中市美術館

■展覧会概要■

明治期後半に、それまでの浮世絵系木版画とは大きく異なる新しい版画がつくられるようになりました。
下絵を描いた画家が、自分で版を彫り、自ら刷る「創作版画」の誕生です。
大正、昭和初めにかけて、創作版画誌が数多く刊行されました。府中においても昭和28年には、
日本板画院のメンバーであった棟方末華、笹島喜平らを発起人[賛助会員は棟方志功]として、
府中版画会が発足するように創作版画運動は全国にひろがっていきました。

創作版画には「ぬくもり」とでも呼ばずにはいられないある独特な味わいが感じられます。庶民の
生活とともにあった創作版画は、深刻で気難しい芸術追求のための表現というよりも、お腹をかかえて
笑ってしまうような愉快さを、存分に感じさせてくれます。

創作版画に特有の「ゆかいさ」「ぬくもり」を、どうぞお楽しみください。

主な出品作家

前川千帆恩地孝四郎、川西英、川上澄生、平塚運一、山口進、橋本興家、竹田源太郎、畦地梅太郎
稲垣知雄、棟方志功、前田藤四郎、前田政雄、笹島喜平、棟方末華、関野準一郎

http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kikakuten/kikakuitiran/kikakuten_yukainamokuhanga/index.html
府中市美術館