大東京 清川泰次が写した昭和十五年のメトロポリス

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世田谷美術館分館・清川泰次記念ギャラリーでは画家・清川泰次が大学生時代の昭和15年
撮影した東京の都市風景を約100点展示し、その時代を回顧する展覧会が開催されています。

■大東京 清川泰次が写した昭和十五年のメトロポリス

会期 2008年4月5日(土)~7月27日(日)
時間 10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日 月曜日(休日にあたる場合は翌日) 、5月7日(水)休館
会場 世田谷美術館分館・清川泰次記念ギャラリー 東京都世田谷区成城2-22-17
観覧料
一般200円(160円)、高校・大学生150円(120円)
小・中学生100円(80円)、65歳以上及び障害者の方100円(80円)
※学生証・障害者手帳など、確認できるものをご提示ください。
※障害者で、小学・中学生、高校・大学生の場合は無料。
※障害者の介護者は無料。(当該障害者一人につき、一人に限る)
※区民ギャラリーは入場無料。

■展覧会概要■

昭和十五年十一月十日 東京 銀座

一人の青年が、ライカaを首から提げながら日中から夜にかけて帝都を闊歩し、モノクローム・フィル
ムにその表情を焼き付けました.そこには、華々しく飾られた街並みに始まり,徐々に押し寄せる群衆と
その熱気、斜陽に覆われていくビルディング、暗闇で固唾を呑みながら待つ人々、闇を駆け抜ける花電車
など、若きアマチユア写真家の眼に映り込んだ大都市の間断なく変わる多彩な表情が、まるで一本の映画
のように見事なシークエンスとして残されています。

本展は、のちに抽象画家として活躍することになる清川泰次の若き頃の眼差しを通し、
東京という都市の一日を、約百枚の写真とともに追懐せんとするものです。

http://www.kiyokawataiji-annex.jp/
世田谷美術館分館・清川泰次記念ギャラリー