1985年11月に出版された「この1年バースが言いたかったこと」という本で、
アメリカと日本の野球の違いを尋ねられた時に
試合に負けてもこれはなにもコーチのせいじゃない。
コーチは選手たちに教えることはできるが、選手に代わって
自分で打ったり投げたりすることはできない。
だから試合に負けたのはコーチに責任はない、選手が悪いんだ。
というのがアメリカ流の考え方。
ところが日本じゃちがう。いつも言い訳を用意している。
例えば監督がね、コーチが悪かった、それで負けたと言ったとする。
コーチが一身に責任を背負わされてしまうんだ。これが日本のやり方。
こういう場合、オレはアメリカ流のほうが正しいじゃないかと思う。
と、書かれてありました。
私も高校生ならともかく、プロですから負け試合の責任は選手にあると考えていますが、
その好不調を見分けて起用するのが監督やコーチの役割なのに
オカボンは自由にし過ぎため、選手同士を混乱させたような気がします。
やっぱり監督は難しいものですね。