小学4年生の頃は読める漢字が以前よりも増えてきたため、
一般紙のスポーツ欄を辞書を引いたりしながら読むようになった。
ただし、意味はよくわからないことが多かったけれど、
野球のことを少しでも多く知りたい気持ちや
阪神の選手の名前を一人でも多く覚えたいという野心は止められず、
毎日のように自主勉強を繰り返したおかげで田淵幸一や掛布雅之など、
国語の時間にならっていない漢字が書けるようになれた…というのか、
「掛布雅之」が一つの単語で覚えていたから「掛」、「布」などを
独立して使えない致命的な欠点はあったけど、それなりに楽しかった。
ところで、このたびの阪神がドラフト1位に指名した蕭一傑(しょう・いっけつ)投手を
初めて新聞で読んだ時に、もし、あの頃に入団していたら挫折していたかもしれない…
と、素直に思えるほどハードな漢字が使われていますね。