精神

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高校世代のサッカーは高校チームとJリーグなどのクラブユースチームの2つに分かれ、

クラブユースは恵まれた練習施設や中学世代の優秀な選手が高校より多く集まるため、

「プロ養成所」と持てはやされていますが、高校サッカーからも十分良い選手が育っていて、

高校チームとユースチームが戦う高円宮杯全日本ユースサッカー選手権 (U-18)大会の

過去10年間決勝戦へ進出したチーム数では大きな差はありません。

1999年 ジュビロ磐田ユース 4-1 ベルマーレ平塚ユース
2000年 清水市商 3-2 前橋商業
2001年 国見 1-0 FC東京ユース
2002年 国見 4-2 星稜
2003年 市立船橋 1-0 静岡学園
2004年 サンフレッチェ広島ユース 1-0 ジュビロ磐田ユース
2005年 ヴェルディユース 4-1 コンサドーレ札幌ユースU-18
2006年 滝川第二 3-0 名古屋グランパスU-18
2007年 流経大柏 1-0 サンフレッチェ広島
2008年 浦和レッズユース 9-1 名古屋グランパスU-18

これは高校チームの指導者の意地やサッカーの裾野が広がって選手層が厚くなってきたことなど、

さまざまな理由が存在すると思いますが、個人的には人としてまだまだ未熟な年頃だけに

精神面の育成が伝統のある高校サッカーチームに分があったのではないと思います。