若い頃、お笑いの天津・木村のギャグ「なんだか今日いけそうな気がする~」ではありませんが、
身の周りに起きた大抵の出来事は、その日の気合いや根性で乗り越えられると甘く考えていたのは、
自分が常識のない「無知」であったからです。
ただ、怖いもの知らずの若さからは思い出したら舌を噛み切ってしまいたくなるような失敗と、
人生の素晴らしさや面白さを教えてくれる諸先輩との出会いにもつながり、
フィールドを広くすることができました。
ところで、今の若い連中を見ていますとインターネットやテレビの情報番組のおかげで、
必要以上に世の中を知り過ぎてしまって、夢の持ちづらくなっているように思えます。
だから若い連中には「自分の望む理想が叶う」という甘い夢を描かせて、
そして、それを実現するにはどうしたら良いのかを想像させる会話をしてエールを送っています。