調味料

イメージ 1
 
たまたま知人から経済評論家・勝間和代さんの三毒追放に教えてもらいました。
 
ちなみに三毒追放とは「妬む・怒る愚痴る」で、妬む暇があったら相手に追い
つく努力をする、怒る暇があったら相手と問題解決を図る、愚痴る暇があったら
現実を正しく見つめるようにするなど、三毒を追放すると前向きな発想と行動が
生まれるいくため、多くの経験や才能を発揮できるようになれるとのことです。
 
たしかにこれは一般社会では必要な考え方で、仕事や人間関係を達観できて、
ポジティブな気持ちからストレスに感じることが減るでしょう。
 
ただし美術家は「妬み」、「怒り」、「愚痴をこぼす」の三毒が必要で、
自己表現を確立するための他者との差を浮きぼらせるのに役立ち、
また、人の深層に眠っている感情を刺激するには、この三毒の調味料を
如何に使って表現していくのかが求められていると思います。
もちろん三毒をストレートに表現するのは創作にはなりません。
あくまでも自己のエネルギーや幅広い表現のために利用しないと
毒におぼれて埋もれていくでしょう。