気が楽

イメージ 1
 
 
日常生活で人々がおおむね正直なことを言うのはなぜか。
神様が嘘をつくことを禁じたからではない。
それは第一に嘘をつかないほうが気楽だからである。
                              ニーチェ
 
子どもの頃、散髪屋さんで「男どアホウ甲子園」を読むのが楽しみだった。
ただ、主人公・藤村甲子園が高卒時にドラフトで兎軍に指名を拒否して、
東京大学進学する展開は、バカボンのギャグより笑った思い出がある。
勉強をろくにしていない甲子園が東大へ行くのは、いくらなんでも無茶な話。
それを実現可能にしたのは、甲子園の父親が東大出身で、入試問題を
予想するのが唯一の趣味であるため、予想問題を甲子園の野球仲間たちが
暗記して、野球のことなら頭に入る甲子園へブロックサインで答えを伝える。
そう、カンニングなんだけど、ここまで馬鹿馬鹿しいと笑うしかありませんね。
まあ、今から約40年前の呑気な時代の漫画でのお話。
やっぱり人生は正々堂々としていないと楽しく味わえません。