大吟醸

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ウィスキーの仕事は私にとっては恋人のようなものである。
どんな苦労でも苦労とは感じない。
むしろ楽しみながら喜んでやるものだ。
 
                    竹鶴政孝ニッカウヰスキー創業者)
 
お酒の研究されているKさんとお会いしました時に
 
K「今の大吟醸は香りと飲みやすさを追求していくあまりに日本酒本来の苦さや
  深みを失っている。もう一度、原点に戻って考えないといけないと考えています。」
 
と、語られましたが、車でも洋服でも美術でも同じようなことが言えそうですね。
いわゆる個性があるものが減ってきて、無難なものばかりが増えていき、
新しい刺激がなくなって閉塞感が漂う原因になっているように感じました。