3度

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※画像は2011年11月21日の中国新聞山口版
 
「すべての道はローマに通じる」ということわざのように高校サッカーの道は
高校サッカー選手権の聖地、いわゆる国立へ通じる。
準決勝を応援へ行った時にとても嬉しかったのは「めざせ国立 高川学園」、
「行こう 国立」の文字が我らの応援スタンドに掲げられていたこと。
私は常々「やる以上は最高の目標を目指さなくてはならない」と考えている。
それは若い彼らの可能性は無限大だ。どんなわずかな可能性でも馬鹿にできない。
そしてまた高校サッカーではここ一番に火事場の力が生まれやすい。
計算以上の能力が発揮されることがたびたび起こる。
だから発展途上で天井知らずの若い彼らには高い目標を意識させるべきでしょう。
 
ところで私の知る限りのデータになるが、今年度の母校はロスタイムでの劇的な
ゴールは3度ある。その1つは先日の決勝戦。いつ思い出しても素晴らしいゴール。
残り2つは5月7日のプリンスリーグ中国・西京戦で後半ロスタイムに左サイドからの
劇的なロングシュートが決まって直後に試合終了して引き分けたゲーム。さらに
5月28日の総体予選1回戦の山口県鴻城戦で、これまた後半ロスタイムに劇的な
同点シュート。その後、延長戦末に薄氷の勝利をしたが、正直、ここで負けていたら選手権出場も厳しかったのではなかろうか。勝負をあきらめずに土壇場で底力が
発揮できるチーム。それは意外と真の勝負強さを備えているのかもしれませんね。