ボランチ

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人間は、鎖の一環ですね。はるかな過去から未来にのびてゆく鎖の。
─人間のすばらしさは、自分のことを、たかが一環かとは悲観的におもわないことです。
ふしぎなものですね。たとえば、小さい人たちは、いきいきと伸びてゆこうとしています。
少年少女が、いまの一瞬を経験するとき、過去や現在のたれとも無関係な、
真新(まっさら)の、自分だけの心の充実だとおもっているのです。荘厳なものですね。
                          司馬遼太郎「21世紀に生きる君たちへ」
 
この夏、旅行や帰省でギャラリーへやってきた友人知人。
 
その子供たちは感心するほど、サッカー少年が多い。
 
しかもポジションは中盤の底であるボランチばかり。なぜなのだろう?
 
ボランチとは守備に重点をおくが、前線へのパス供給や
 
ゲームメイクなど、堅実な動きと視野の広いプレーを要求される。
 
美術に触れて右脳を活性化できれば、センスが磨けるのではないのかな?
 
そして、アンテナが高くなった触角は広いフィールドで役に立つはずだ・・・
 
まあ、それは真実かどうかはわからないけど、今言える真実は1つ!
 
「うまくなったら母校サッカー部へ入ろうな!」と、地道にスカウトすることだ。