最後に、ファンの皆様に一言。本当に夢をありがとうございました!
心から、ありがとうございます。
そして野球というスポーツ、野球の神様、ありがとうございました。
金本知憲
引退セレモニーで泣く選手が多い中、アニキは最後の最後まで笑っていた。
いや、最後に優勝できなかったこと、日本一になれないことを悔しがっていた。
それからプロ野球を盛り上げるためにもっと努力しろと後輩たちを怒っていた。
そして、自分がいなくなった後をプロ野球界へ大きなエールを送っていた。
嗚呼、なんて喜怒哀楽がある引退セレモニー。新喜劇のような明るい爽快感。
自分の仕事をやり尽くした男は沈む夕日の中へ去っていくガンマンのようだ。
「アニキ―、カムバック!!」
監督として帰って来て、タイガースファンの平和のために再び戦ってくれ~~