卵焼き

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一昨日、防府市在住の画家・藤川章造先生の奥さまから手作りの卵焼きを
いただいた。「お―、正真正銘おふくろの味!」。
生粋の面倒見の良さから独身の若い先生から教え子のお弁当まで賄っていた
という伝説は間違いなく本当だ。論より証拠の美味しい卵焼き。ごちそうさま。
 
ちなみにこれで、あのミュージシャンと同じ釜の飯を食べたことになった(冗)。
約25年前、「ボクの弁当箱をよく覗く生徒がいるんだ」と、防西の美術教師時代の
先生にリクエストされて、1人前多く作って、よくお弁当をご馳走した個性的な生徒。
その後、彼は上京して夢を叶えた。もしかしたら、その原点の1つにこの卵焼きは
あるのではないのか?人の温かくできる種が入っている。そして「がんばってみるよ、やれるだけ」という前向きな心が芽生えていく。どの時代も人人は出会った
人から影響されていく。だから面白いものだ。

画像は第83回二科展へ出展された藤川先生「Mの幻影」の絵ハガキ