太郎語録

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日本人に今もし欠けているものがあるとすれば、ベラボウさだ。
 
チャッカリや勤勉はもう十分なのだから、ここらで底抜けなおおらかさ、
 
失敗したって面白いじゃないかというくらい、スットン狂にぬけぬけした
 
魅力を発揮してみたい。
 
日本人の精神にも、そういうベラボウなひろがりがあるんだ、
 
ということをまず自分に発見する、今度の大阪万博
 
新しい日本人像をひらくチャンスになればうれしい。
 
         岡本太郎 [朝日新聞 1967年8月5日『祭りの魅力を』より]
 
この言葉は市立図書館で借りた本のおかげで、たまたま出会いました。歴史は
繰り返すのか?、それとも太郎氏の言葉は未来へ向かって走り続けているのか?
その結論をさておき、しばらくこだわることで何かを発見できそうな予感がします。
※画像は東京国立近代美術館で開催した時のチラシです。