ファンシー

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人気TVドラマ「ガリレオ」。福山雅治氏演じる湯浅博士の「さっぱりわからない、実に面白い」は有名な台詞。このドラマの話しはさておき、人はわからないものと出会うと知識よりも五感などの感受性で探ろうとする。わかりやすく言えば本能。知識で対応することができないのなら生れ持っているすべての部位を使いきって、それが何なのかを知りたくなる。いわゆる好奇心だ。そして、少しでも何かであることを発見していくことでドーパミンは活性化していくから人類は進歩するのだろう。
 
ところで、明後日25日からのグループ展に参加するカキタニチハルさん。周南市の美術家・三浦朋子さんに紹介してもらって出品することになった。だけど、あまりにも情報不足なため、ご挨拶を兼ねて電話で直接お話をしたのだが、天然のファンシー(空想的)な人柄に圧倒された。おそらく不思議なカタチをした人形たちは、カキタニさん自身のボンヤリしている個性を視覚と触覚によって伝えるために創られたんだな。ただ、調査はまだまだ不十分。この期間にしっかりと作品と向き合って、楽しい発見を楽しもう!そう、美術とは「さっぱりわからない、実に面白い」が基本なのだ。
 
■ナナからハチ展■
夏真っ盛りの7月下旬から8月の始めに7人の創作家による作品展。
どうかギャラリーへお越しいただき、8人目のクリエーターとしてお楽しみください。
会期 2013年7月25日(金)~8月4日(日)
時間 11:00~19:00
定休日 7月31日(水)
【出品者】尾崎千恵、カキタニチハル、櫛部華代、
酒井晶子、武永佳奈、永野ゆかり、山下美梨