イメージ 1
 
人間 ―― イメージとしては顔だ。
 
顔、顔、顔、・・・・・それが世にみちみちて、笑って、怒ったり、悲しんだり。
 
形も様々、ひんまがったの。まるまるとふくらんだの。
 
かと思うと、馬の領域に迫っているようなの。
 
誰を思い出すにも、まず顔である。
 
身体全体、そのヴォリュームは、漠とした背景であるにすぎない。
 
                       岡本太郎:著書「美しく怒れ」より
 
サッカーのゲームでは選手の表情はよくわからない。
 
例えピッチのすぐ近くからでも動きが早いためによくわからない。
 
だけど、よくわかる瞬間がある。本当は遠くて見えていないのに
 
目の前にいるくらい、ハッキリとわかる瞬間があるから面白い。
 
それはどんな時か?それは身体全体で喜怒哀楽を表した瞬間。
 
プロと違って高校生とは素直なもの。本当によくわかる時がある。
 
そんなパフォーマンスは好きだ。そして、若いって素晴らしいと感激する。
 
だからゲームの間は目を離せない。いつあるのかわからない瞬間のために。