温故知新

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いわゆるバブル時代とは昭和の経済や文化などのピークを指す。それ以降、徐々に平成になっていくのだが、あまりにも築かれた有形無形の財産が素晴らしくて、昭和は色濃くずっと残っていた。それは敗戦の地からここまで文化水準を高めた先人の偉大な力の象徴で、マイナスからプラスに成長できたエネルギーはちょっとやそっとでは冷めなかった。

しかしながら、ついにまるごと平成時代になったと感じる今日この頃である。ただし、もう昭和は昔になってしまった・・・なんて言うつもりはない。実は昭和も平成もそんな...に変わりないし、きっと明治も大正も、はたまた江戸も、そんな大きく差はなかったように思える。どの時代も良い面も悪い面もあって、要するに環境は時代時代で変化していくが、人の中身はそんなに大きく変わらないものだろう。

そう考えたら過去の人間の行動に学べることは多い。未来を照らすヒントがあるはずだ。だから本を読んでみよう!また、古いものを馬鹿にしないで学んでいこう!人の本質は大差のないまま。やっぱり「温故知新」なんだよね。なお、画像は佐藤文恵さんがキャンディーズをリスペクトしたもの。昭和の懐かしさより平成の新しさが伝わる楽しい作品だと思います。