等身大

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美術家というものは基本的にマイナーな存在だと思っている。スポーツのようにメディアが大きく取り上げる機会は少なく、芸能界のような華々しく脚光を浴びることもほとんどない。それなのに美術家を目指す人が多いのは、自分の創造力へ純粋に挑んでいく世界だからだ。先人のメジャーな美術に屈したり媚びたりせずに、自分の持つ感性をひたすら信じて創作していく。強い反骨心がベースにあって、結果的にメジャーになることはあっても、それは自分にしかできないマイナー路線の延長線上にあるものだ。上には上がいる世界。だから謙虚さを忘れずに等身大の自分を貫いて創作していこう!

■暮らしを彩るやきもの 広川隆作陶展 日時 2016年1月15日(金)~26日(火) 11:00-19:00