1981年の夏、私が高２の時に母校野球部は初めて県大会決勝戦へ進出。甲子園への出場をかけて下関商との対戦。ゲームは同点の5回裏に3点奪われて、その後も失点して最終回に意地で2点を返すものの3－6で敗退。以後、1986年は岩国商に0－2、1989年は桜ヶ丘に1－7、1992年は県鴻城に2－5、唯一現地で応援できなかった2006年は南陽工に3－15といずれも敗れ、さらにもっとも緊迫した戦いになった2013年は岩国商に1－2で惜敗した。甲子園への夢の扉はなんて厳しくて険しいもの。サッカー部は幸運にも2度も国立のピッチに立てたのに、野球部には辛い試練を何度も与えられる。
そんな甲子園への大きな岩戸がついに開くことができた。本日、決勝戦で8－２で宇部鴻城に勝利して、悲願の甲子園出場の夢が叶ったのだ！おめでとうとうございます！これも野球部の選手諸君をはじめ、スタンドで選手たちを鼓舞していた生徒たちや、さらにご父兄やOB、関係者などなどの熱い思いが結集したからだ！嗚呼、長かった35年！ようやくあの日の戦いのリベンジを果たす。試合終了後は恩師のN先生をはじめ、多くの方々と勝利を確かめ合い、しばらくは余韻に浸った。幸せな時間。そこへサッカー部の監督と出会い、冬の選手権出場を目指して熱い決意の言葉を聴かせてもらう。がんばれ高川学園！！！これからも彼らの青春を心よりら応援させてもらいます！
