旅をさせろ

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昨日の夕方、時々顔を見せてくれる大学生がやって来た。いつものように何か人生の宿題を抱えている様子。早速、どうしましたかと話しかけると、今悩んでいることを語り出した。ちなみにこの子は基本的には明るいタイプ。ユーモアも通じるし、シャレも理解してくれる。ただし、当たり前のことだけど、まだまだ世慣れていない。世間の水に馴染んでいない。若さ故に融通が効かない発想をしているのだ。これは挑戦を繰り返していけば自然と柔らかくなってくる。何度も何度も頭をぶつけながら、その面白さは何かを実感していけばいいのだ。つまり20代はこれから先に美術をやるための準備期間である意識させる。自分の個性を表現するために、いろんな美術の世界に触れていく。見聞を広めて可能性を探るための時間だ。何か直感で面白そうだと思う作品は積極的に観に行こう!吸収力が高くて素直に衝撃を感じられる。自分自身が可愛かったら、大きく遠回りさせて伸びしろを広げてやりましょう!

■GAO展2016 真夏の日の夢 臼杵万理実、白藤さえ子、山口功、安森信 2016年8月11日(木・祝)~21日(日) 11:00-19:00 定休日 8月16日(火)、17日(水) ※画像は臼杵万理実さんの作品です。