十進九退

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例えば何か10回ほど挑戦して、1回だけ上手くいったとしたら、たいていの人は駄目だった9回に自信をなくし、もう再びそのことにトライしなくなる。よく考えれば成功した1回があるのに、そうでない9回を引きずってやめてしまうのだ。それは実にもったいないこと。たった1回の成功を突破口にして、駄目だった9回を見直していったら、すべてが経験になって成長できる。自分が良かったことを信じ、精力的に集中していけるのなら、もはやその道の人間になったも同然なのだ。感覚仏教用語の「十進九退」。悟りを得るためには十の努力をして、九は無駄になるために多くの時間が必要なことをいう。美術の世界も同じだと思う。悲観的に考えるとそれでおしまいになるけど、楽観的に考えるのならいろんな想像力が生まれてくる。だから素晴らしい未来を信じて創作していきましょう!

■HEART2016関連企画 県美界隈展vol.2 少年時、Y校に集う 日時 2016年10月7日(金)~16日(日) 11:00-19:00(最終日18時) 定休 10月12日(水)、13日(木) 出品 荒瀬景敏、末永史尚、大和潔、山根秀信