ことわざの「君子危うきに近寄らず」とは、教養があり徳がある人は自分の行動を慎むもの。安全第一で危険なところには近づかないということなのだ。だいたい、えらい立場の人になったら影響が大きくなるため、それなりに自重した行動をしなければならない。なんでも軽々しく引き受ける人は決まって信用が少なくなるし、世の中をなめてかかっていると必ず困難に巻き込まれるものだ。ほんのちょっとだけ油断したり、これなら大丈夫だと甘く見くびると、とんでもないしっぺ返しが待っている。私は今の日本にはこのことわざを忘れている人が多くいると思う。小さな利益に目がくらんでしまい、簡単に大きな罠に引っかかっている。だからこのことはしっかりと小学校から教えていこう！徹底的に学ばせるのが一番大事な教育だ。そんなことを真面目に考えてしまった日曜日の夜だった。
