初心

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「初心忘るべからず」』とは能で大成した世阿弥の言葉。一般的には学び始めた頃の謙虚で緊張した気持ちを失わないために使われる。しかし、世阿弥が言う初心とは最初の志に限られた訳ではない。人はやりたいことが少し上手くなったら、その道を極めたと思い込みやすい生きもの。いつの間にかこれで大丈夫だと、安住して甘やかしてしまうのだ。むしろこういう時期こそ、改めて自分の未熟さに気が付いて、諸先輩をはじめ多くの方々に教えを求めよう。世の中の価値観は変化し続けるもの。いつこれまでの考え方がリセットされてもおかしくない。いくつになっても自分を磨いていかなければならない。「これでいいのだ!」と満足してしまったら成長は止まるものだ。いつも謙虚な姿勢でいようじゃないか!初心を持ち続けること。その人が魅力になっていく。新しいものへ挑戦するために、常に初心を見失わないで頑張っていこう!