可愛い子には旅をさせよ

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誰だっていつまでも若いわけではない。生きている限りは確実に年齢を重ねていく。ほっといても若い時なら、けがれのない光を放ち続ける。純粋に恐れを知らない若さがあるからだ。キラキラとかピカピカという天然の輝き。若年層のある時期を過ぎてしまえば、時間とともに自然に失われていく。若さの思い上がりから冷めて、等身大の自分と向き合うためだ。この時に現実逃避しても何も進歩しない。もう一段上の美術を学ぶ勇気を燃やそう。美術というリングに自ら上がって、世に出るために大人になる努力をしよう。社会には必ずハードルと呼ばれる障害物がある。それはどこか理不尽であるが、理不尽の壁があってこそ、新しい創作へのエネルギーが湧いてくる。それに馬鹿みたいに向き合える人。永遠の若さの持ち主。美術家と呼ぶにふさわしい人物だと言えるのだ。

■麗しきかな 美しきかな 目出度きかな 吉祥展 紀田秀夫 佐伯千尋 原田千恵子 舛井美佐江 村上真実 大和佳太 日時 2017年12月8日(金)~2018年1月9日(火) 11:00-19:00 休 12月20日(水)、27日~2018年1月4日(木)