人生の幸せはすぐそばにあるもの。それに気が付けるのかどうかだ。7年前、東日本大震災が起きた時に、何でもないように思える平凡な日々の中に、たくさんの有難い恵みがあることを知らされた。それまでも大きな自然災害に遭うたびに、多くの教訓が目の前に訪れたにも関わらず、時間とともに記憶から薄れていって、自分という人間の至らなさを痛感する。あの日から覚悟が生まれた。いろんなことを素直に受け止めて、自分らしく生きるのだと決めた。しかし、あれから月日は経っても、まだまだ未熟なことが多い。50年来の身体に染みついた錆は簡単には落とせない。それでも楽しいと思う時間は増えた。何もない平凡な1日の良さがわかったからだ。もっと達観できるように精進あるのみ!小さな幸せを見つけて楽しく生きたい!