どんな人でも自分の人生について書き綴れば一本の小説が出来上がる。みんな自分にしかない道を歩んでいるもの。それをそのまま文章にすれば、きっと読み応えのあるものになるはずだ。しかし、今のような情報が溢れた社会の中にいると知らず知らずに流されていく。次から次に新しい情報に触れて、ただ時間を消費することを繰り返す。いつの間にか麻痺して自分の良さに気が付かなくなる。便利になった反面、真のこだわりを問う暇がない。そうやって個性が失われるとプログラムで動くロボットのようになってしまうだろう。みんなたった1度の人生！ただ、普通に平凡に生きても十分にドラマが存在する。それが人生というもの。もっと自分の人生に関心を持って、自分の頭で何が正しくて何が素敵なのかを考えて、オリジナリティに溢れた素晴らしい小説にしていこう！
