熟成させる

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チーズにしても、ワインにしても、熟成させるにはそれなりに時間がいる。功を焦って無理矢理に仕込んだところで、深みのある旨味を引き出すことはできない。やはり豊潤で贅沢な味わいにするには、十分に手間暇をかけて作るもの。そして、より高い品質のものを目指して試行錯誤することだ。美術家も同じように急いては事を仕損じるである。これは古から変わらないもの。自分の思う通りに力を発揮するには、それなりに時間をかけてセンスや技術を磨いて、また、いろいろと制作しながら試していくしかない。ただただ自分を信じて創意工夫を繰り返していく。「これぞ最善の創作だ!」という答えは簡単に出せない。いや、むしろ「明日はもっと面白くなる」と考えるから普遍的に続けられるのだ。だからまずは落ち着いていこう。これから先に誕生する作品を想像して、今やるべきことに真摯に取り組みながら創作しよう。無理をして美術家になろうと思ってはいけない。あくまでも自分らしさにこだわっていきましょう!