苦労屈託身の薬

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昨日の夕方、予告もなくプロのイラストレーターを目指している若者がやって来た。なんでも今日は仕事が休みで、県美で「浦澤直樹展」を鑑賞して楽しかったと言う。それともう1つ。先月、初めて行った個展が無事修了したことの報告と、その際にエールをもらったお礼に特製の画集を進呈される。なんて義理堅い若者だ。世の中のルールがよくわかっている。人は衣食住どれ1つをとっても自分一人では生きていけない。知らず知らずの内にチームプレーの中で生かされている。この感覚は教えてもらって身に付くものではない。その人のこれまでの生き方で違ってくる。おそらく何度もあったピンチから逃げなかった正直さ。別名、不器用で要領が悪いと言われても曲げなかった根性。偽善的になんちゃってではなく、本気で生き抜いた純粋さが光っている。若い時にありのままの自分を見せることは意外と簡単なことではない。彼の真っ直ぐな姿勢に感動させられた。きっと、その柔らかい感性は未来を築いていくだろう。君の揺るぎない覚悟に乾杯!未来に向かって頑張っていきましょう!