つい最近、友人から「クリエイターとはなんのことかね？」と尋ねられた。そこで「簡単に言うと創造的な仕事に携わっている人のことですよ。ただし、それは美術の分野に限らず、ゲームソフトやウェブデザインを開発する人、音楽家、小説家、漫画家など、多岐にわたって呼ばれるため、とにかく何かをつくっている人ことだと思ってください」と答えた。すると「それじゃあ、家でごはんを作ることもクリエイターの仕事なのかい？」と、半笑いしながら返答されてしまう。
もちろん、これは正真正銘、由緒正しいジョークだ。それにしてもおしゃれで上手い！思わず手をポンと叩いてから「まったくそのとおり！日本全国、一億総クリエイター社会というキャッチフレーズで、どんな職業でもクリエイターとしてプライドを持つことができたら、みんなやる気になって、GNP（国民総生産）は楽勝で跳ね上がるはず。きっと日本経済は良くなって、美しい国になれるでしょうね」と、その流れに悪乗りして、創造的な話し？で大笑いさせてもらう。嗚呼、本当に楽しかった。日常を明るくクリエイトするって、そんな難しいことではないのだろう。
■村上真実 書展 『ゆめ』と『はな』の言葉で遊ぶ 2018年10月12日（金）～21日（日） 11:00-19:00
