美術は誰かの真似をして模倣するようではいけない。自分にしかない独創的な表現を目指す人のためにある。当たり前のことだけど、誰かがすでにやっていることは、結局のところ二番煎じと言われてしまう。どんなに上手くコピーできたとしても、オリジナリルの持つ輝きには勝てことができない。いつも自分の頭で想像していって、美術家になるために志を貫いていく。
つまり自分ブランドで勝負できる人。これまで誰も通ったことのない道を進んでいく。そのためには気の遠くなるくらい、知識と経験を地道に積み重ねられる根気が必要だ。ビビッとくることなら、とことんなんでもやってみる。どんなに失敗して、成功するまでやればいい。トライ＆エラー！たくさんの失敗をしたからこそ、どうすれば成功できるのかを発見できる。そして、新たな価値観を創造するために挑戦していく。過去の肩書きはいくら素晴らしくても、それを取ったら何も残らないようでは、まだまだ本物の自分になったとは言えない。美術は終わりなき創造の旅。こんな馬鹿馬鹿しいことに真剣に向かい合う。それが美術家と言われる人なのだろう。
