ただ、思いつくまま制作しても、上手く出来上がることはないだろう。自分の作品をどうやったら、よくなっていくのか疑問を持とう。また、やる前から私にはできないと諦めてしまえば何にも始まらない。自分で自分の限界をあらかじめ決めるようなもの。進むも止まるも自分次第。心の中に潜んでいる弱気に負けてはならない。
まずはすぐすぐに結果を出そうなんて思わないこと。どっしりと腰を据えて、より自分らしい個性で表現できるように、時間をかけて取り組んでみよう。美術にはハッキリとした答えがない。常にその答えを求めて試行錯誤を繰り返す。努力していることがカタチになって、目に見えるほどの進化となるまで、ひたむきに続けることが大切だ。やめようと思ったらいつでもやめられる。しかし、あともうちょっと頑張れば、できることはたくさんある。しっかりと未来を見つめて美術と戦っていこう!