鑑を持つ

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「男は敷居をまたげば七人の敵あり」ということわざがある。これは男が社会で活動する時には常に多くの競争相手や敵が存在するため、いろいろと苦労があることは当たり前だと心得ていなさいという意味。今の時代なら男に限らずに男女を問わずにあてはまる言葉だ。人はどんな時代になって競うことで、さらに上の世界を目指すことができる生きもの。競争する社会へ飛び込まなくては、大きく成長することはできない。自分の実力を知るためにチャレンジしていくしかない。
だからライバルを自分が思う自分と他の人から見た自分に、どの程度の差があるのかに知るための鑑にしていく。自分の能力を果敢に試していくことで、独自の価値評価の基準が生まれて、成長のためにやるべき課題を発見できる。ただし、このことにこだわり過ぎてはいけない。自分都合で調子よく動き回っていたら、誰が仲間なのかがわからなくなって、疑心暗鬼になって自滅してしまう。客観的な目線を失って成長することができなくなるだろう。つまり一度決めたことなら、どっしりと覚悟を持っていく。どの社会でも生き残るにはこれしかないと覚悟することだ。そして、他の人のちょっとでも良いことを学びにし、自分のものにするために努力していく。渡る世間には鬼が多くいるものだが、そのような社会を受け入れて、前向きに生きれば渡る世間には鬼はいない。甘く考えずに慎重にやっていったら、そんなに難しくないのが世の中だと思う。
■クラフト 木の実植う 2019年2月1日(金)~10日(日) 11:00-19:00 定休日 2月6日(水) 今本由実(フェルト)、いいだみつこ(ガラス)、河野令二(木工)、伴裕子(陶芸)