精進

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美術家は作品を売ることを目的に創作しているのではない。それは何か新しい感覚の表現で、鑑賞者の心をワクワクさせていくこと。鑑賞者のイマジネーションを刺激して、固定観念を打ち破ることに喜びを与えるという、フレッシュな創造力を売っていく職業なのだ。いつも期待感を持って観てくださる人たちに、期待に応えるべく様々な世界観を提供していく。世間一般でいう気力と呼ばれる情熱とエネルギーを燃やし、馬鹿正直に美術世界のセンターロードを歩める志の持ち主だ。
つまり創作するものは自分を信じて飽きずに繰り返していくこと。どんな創作をするにしても根底にこれがなくてはならない。愚直に志と向かい続けることで、自分の身の丈にあった幸せがやってくる。すべては創作へ懸ける思いから始まっていくもの。つまり美術家になりたいと目標を定めたら、その実現に向かってひたすら努力しよう!「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」という格言のように、水面下の努力があってこそ素晴らしい結果が出るのだ。自分にできることは何かを見つけて、小さな進歩でも楽しみながら頑張っていこう!