胸騒ぎ

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イソップ童話の「オオカミと少年」。村外れの羊飼いの少年がある時、平々凡々とした日に飽きて「大変だ、オオカミが出た!」と叫び、驚いた村人が駆けつけて大騒ぎに。これを面白いと味を占めた少年は、その後何度も同じように嘘を繰り返し、そのたびに集まる人々を陰で嘲笑った。するとついに本当にオオカミが現れた時に、誰も助けに来ることもなく、羊が襲われてしまったという物語。
このお話の教訓と言ったら、いつも嘘ばかりついている人は、例え本当のことを言う機会があっても、誰も信じてくれない報いを受けるである。つまり肝心なことは嘘をついてはいけない。ことわざ言うのなら「大嘘はつくとも小嘘はつくな」。誰も信じそうにない大きな嘘はついても害を及ぼすことはあまりないが、人が信じそうな嘘は害を与える場合が多いにあるので言ってはならないのだ。そんな嘘から自分を守ろう。真実かどうか見極めよう。どんな人にも感性がある。それで触れたら言葉巧みに言い寄られても、胸騒ぎがして危険を察知してくれる。違和感という太古の昔からあるセキュリティが動くのだ。腑に落ちないことを堂々と言う人が増えてきた時代。しっかりと自分の目と耳、肌で感じて本質を判断していこう!
■ギャラリーナカノ41周年記念 ヨーイ41 2019年3月22日(金)~4月1日(月) 11:00-19:00 出展者 加藤智子 公文知洋子  佐々木範子 中野寿子 広川隆 守重シゲ子