美術批評

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美術家が作品展を開くことの意義の1つは、自由に批評が行き交う場になることだ。なぜなら作者と鑑賞者、または仲間の美術家などが集い、創作についてお互いに意見を言い合い、語り合うことで自分らしさを発見できる。その時に発しられた言葉の賛否はさておき、展示された作品を目の前にいろんな角度から吟味して、価値や意味について考えることで、自分にしかない表現が見えてくる。作品を発表することによって、他の人の感性と交わって変化いしいくのだ。良い言葉に対しても、そうでない言葉であっても、いつも真摯に受け止めること。批評を助言と考える人は成長の糧になって役立つ。自分が思っている自分の姿と、他の人から見た自分の姿の違いに気づいて、今電材の自分の能力と向き合うことが大切だ。
つまり美術批評とは創作の美点や欠点を具体的にあげて、その価値を高めるためにいろんな角度から考えるためにある。美術家として成長するには必要不可欠で、今の実力をハッキリとさせることで向上できる。だから果敢に個展やグループ展で作品を発表していこう。この他、公募展などで腕試してアピールできる個性を確かめるのだ。自分が持つ素敵な個性を見つけて、それを磨いて鑑賞者にわかってもらおう。ただし、他人に評価してもらうためだけの創作にしてはならない。無理に背伸びをしないで本当の自分をさらけ出そう。心から好きなことだから夢中になれるはずだ。例え上手くいかなかくても、次に成長できるチャンスに繋がるだろう。美術批評とは美術家になりたいなら避けて通れない。どこまでも自分の力を試し、自ら臨んで洗礼を浴びていこう!
■ギャラリーナカノ41周年記念 ヨーイ41 2019年3月22日(金)~4月1日(月) 11:00-19:00 出展者 加藤智子 公文知洋子  佐々木範子 中野寿子 広川隆 守重シゲ子