学ぶ

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昨日より20数年来の年下の友人が、日頃慣れ親しんだ美術教室を離れて、得意分野のスキルアップを目的に、ここで研修を受けるためにやって来た。実は数ヶ月前にこのことを打診され、ついノリで二つ返事してみたものの、やはり責任があることなので、勉強会用の資料を準備する。ところが美術博士の山口功君を筆頭に、若きイラストレーターのコサカダイキ君、彼の大学の後輩になる きたにようこさんなど、代わる代わる臨時講師が来店したため、私はそばで見守ることに徹することになった。どの話題も彼にとっては職場で触れないものばかり。初日は新鮮な刺激を大いに楽しんで研修は終わった。
それにしても良いタイミングに、タイプの異なる人が次々に現れたものだ。そして、美術とはいったい何なのか、いかなるものであるのかを問い、それぞれの個性的な言葉で持論を聴かせてもらえた。つまりそこには好奇心を活性化してくれる大切なキーワードがあった。日常の中で身に付いている固定観念から解き放し、新しい感覚が芽生えるためのヒントと出会えたのだ。この日1日、君と会話したら美術への情熱は本物であることは十分にわかった。これからまだまだいくらでも伸びる。人はいくつになっても成長できるのだ。そのまま好きなことにこだわっていこう!
■ひみつきち展 2019年8月1日(木)~4日(日) 11:00-1900(最終日は18:00まで) きたにようこ、晴海なつ、ミヤジスズカ、よしはらさほ