自分次第

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数週間前、美術家志望の若者と話していた時に「どうやったら美術は上手くなりますか?」と質問された。おおー、いきなり前振りもなく、永遠の問いを素直に聴いてくる。そこで「君はどう思っていますか?」と逆に尋ねてみた。すると、なんと「・・・・・」と固まってしまったので、合いの手を入れることにした。「そうやって考えることはとても良いこと。ただし、その問いには明確な答えがないだろう。むしろハッキリとした答えがないからいいのだ。古の頃からみんな我こそができる信じて、美術の世界へ果敢に踏み出していく。つまり人生の主人公は自分自身だから、上手くなれるかどうか自分次第。いつも前向きな気持ちで頑張っていくことでしょう」と語った。
まあ、なんでもそうなんだけど、自分に厳しくできるのは、実は自分しかいないのだ。上手くいかないことを周りのせいにしないこと。どんな時も自分の力を頭でしっかり考えることで可能性は広がる。そして、自分自身が正しいと直感でひらめいたら、仲間に賛同されず1人っきりなっても、そのまま強い心で前へ進んでいこう。例え失敗や苦しい経験になっても、それは貴重な学びのチャンスになる。今のやり方を見直すことで成功へ近づいていけるはずだ。時には自分のひらめきやセンスが、前よりも成長しているのかを自分自身に問いかけて、常に今現在の自分を知っていくこと。自分に挑戦し続ける気持ちが大切になるのでしょう。