下さんの挑戦

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投手の夢は打者全員から三振を奪いとることかもしれない。
しかし、それは見果てぬ夢で、これまでの日本記録は元阪神野田浩司
オリックスに移籍後の平成7年4月21日に記録した19が最高で、
1試合27個には遠く及ばないものではあるが投手はこの夢から逃れられないものなのでしょうか。

ところで今年の阪神は井川・福原という左右のエースがシーズンを通じてピリッとしない状態だったが、
昨夜宿敵・中日に勝って優勝までのマジックは6となりました。
もちろん、この成績を支えたのはJFKなどのリリーフ陣の充実は言わずと知れたことですが、
もう一人シーズンを通じてJFKまでゲームを用心深い職人気質のピッチングをした下柳は
正にいぶし銀の活躍で、奪三振より打者を早めに追い込んで低めの速球や変化球で
打ちとっていく投球術が冴えてくるとチームのリズムがよくなり勝利への道が開けてきます。
そんな下柳がハーラートップタイの13勝目を挙げて最多勝へのチャンスがやってきました。
投手が先発・中継ぎ・抑えと役割分担化が主流になって時代のため勝ち数は少ないのですが、
チームに大きく貢献する勝ちが多かっただけに是非タイトルを取って欲しいと願います。

頑張れ下さん!!!
もう一度、お立ち台に立ってくれ!!!