祝?ラッキーゾーン復活?

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昭和60年10月10日。
当時は体育の日あった日に甲子園で行われたヤクルト戦には前日リリーフを失敗した池田が登板した。
池田は4連投になる疲れからか、最初からアップアップだったけれども、
そのおかげか余分な力が抜けて好投して、終わってみればこの年初めての完封となった。
「みんなの守備に助けられました」という言葉どおり、この試合では再三にわたる攻守が光り
バックが盛り上げたが、その中でも2回表の二死一塁の場面で小川に打たれた大飛球は誰しもが
先制2ランと観念した時にセンターを守っていた北村が当時あったラッキーゾーンのフェンスを
よじ登り飛びついて好捕して、池田の最大のピンチを救った。
「勝因はいろいろあるけど、やはり守りでしょうな」
と、言った吉田監督の言葉が物語るようにこの日の阪神は鉄壁の守りが光るゲームだった。

ところで我らが阪神の優勝へのマジックが6となったら、
大阪・道頓堀川の戎橋に金網のラッキーゾーンと思われる鉄のフェンスができてしまいました。
自分は結構ラッキーゾーンは好きだったので復活を喜びたいのですが、
どうやら小市民のにわかファンが川に飛び込むのを防止するのが目的のようで、
少し寂しいような、これで良かったような想いが交錯します。