感動

岡本太郎の言葉に「あっ、すごい!という感動を起爆剤にする。自分の内部に起こったこの炎のような衝動。そして、よし、おれもという気持ちになれば、完全にエネルギーがスパークすることになる」がある。

観る人の心を作品で揺さぶり動かしていくには、その人が実際に感動した体験がなくてはならない。机上の知識だけでは人はシンパシーを感じてくれることはない。他人を感動させようとするのなら、まず自分が感動することが大切になってくる。自分がワクワクすることができなければ、好奇心を掻き立てる刺激は生まれてくれない。

だから、ビビッときた感覚を逃さず、積極的に取り組んでみよう。何か予期せぬ美しいことに出会ったら、素直に心で感じてときめいたらいい。新しい創造力を発揮していくには、感動の経験を積み重ねていくしかない。いつも何か素晴らしいものに触れようとする意識を高めていくのだ。